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What to Bring When You're Told Not to Bring a Thing

CadburyというチョコレートメーカーのCMがおもしろいなあと思って、ご紹介。

スーパーで、「パーティには何も持ってこないでねー(Don't bring a thing)」と言われて、夫婦で、「何か持っていかなくちゃ(We have to bring something)」「絶対にね(We so do)」というやりとりの後、悩んだ末にスーパーに山積みのCadburyのチョコレートの詰め合わせ(安いです、たしか10ドルぐらい)で喜ばれる、というストーリー。



へー、開けっぴろげで、裏表がないと思っていたけど、キウイにもこういうやりとりがあるのねー、と思ったのでした。

まあ、パーティに招待されて、「Don't bring a thing」と言われて、本当に手ぶらで行く人はいないと思いますが、こういう状況でチョコレートというのは、非常に無難、かつ喜ばれる手土産であることは間違いありません。あとは、ワインかな。

以前、夫に、「今度、お世話になったところに訪問するのに、何を持っていこう? ドーナツはどうかな」と言われて、「絶対チョコレート」と答えたことがあります。
夫は甘いものに関心がないので、「えー、でも英語学校のセールスの人って、結構、ドーナツ持ってきてくれるよ」というので、「それはみんな、日本人では?」というと、「あ、うん、そう」。
「キウイの人に持っていくときは、チョコレートにしておいたほうがいいよ!」と「指導」しておきました。

いや、ほんと、この国では、よっぽど相手の好みを把握している自信がある場合を除き、チョコレートが手土産にはいいと思います。特に仕事がらみでは。

オークランドは風がびゅーびゅー吹いていますが、日差しはぽかぽかです。でも、キウイが大好きなBBQ(バーベキュー)パーティにはまだちょっと寒いなあ。

では皆さん、良い週末を。
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Long in the Tooth

年老いた、中年過ぎの◆【語源】歯茎が後退して[下がって]歯が長く見えるところから。
英辞より)

昨日、テレビでニュースを見ていたら、農場でRihannaという有名な歌手がビデオクリップの撮影中に、その農場の持ち主が彼女のビキニ姿にびっくりして、撮影クルーに帰ってもらった、という話が出ていました。

で、こんなことがニュースになるのか、それにしてもこの映像(撮影現場が流れていた)はどうやって入手したのか、などと感心していたら、今日の新聞にも大きく写真入りで載っていました。

で、こんなことが新聞記事にもなるのか、と感心して読んでいたら、その農場の持ち主が「有名な歌手だって言われて、でも全然知らなかった」という説明をするのに、「I'm a bit long in the tooth for all that」とコメントしていた。「歳が歳なもので、そういったことにうとくて」という感じ。私もこの歌手を全然知らないから、long in the toothだわ。

彼によると、どんな歌手かは知らずに、とにかく撮影を許可したものの、実際に現場を通りかかって、敬虔なキリスト教徒としてはびっくり仰天の格好を目の当たりにして、あわてて撮影を中止してもらったそうです。

それにしても、NZは平和だ。

オークランドはおだやかな晴れ間となっています。では仕事に戻りマース。

eco store

10年前に移住したころ、エコロジーという概念が商業ラインで活用されておらず、日本では手垢がついた感じのエコ商品がほとんどなかった。でも今では、スーパーでお手軽にいろいろなエコ商品が買える。

科学的な物質の影響とかは分からないけれど、まあ、環境にいい、って言う方が使った方がいいかな、という安易な選択で、なるべくこういった商品を選ぶようにしている。特に香料が控えめなのと、動物実験をしていない、というのも重要な要素。

その中でも、特にデザインや品揃えで突出しているのがeco storeというブランド。今、ネットでバーゲンをやっています。私はスーパーでは見かけない、1リットルのシャンプー3本と、ついでにコンディショナー3本(これは1リットルはなかったけれど)を買いました。送料は、重さに関係なく、オークランドは8ドル。たくさん買ったら送料無料、というサービスはありません。

先週の木曜日に注文して、昨日、月曜日に届きました。サインがいらない配送なので、留守だったら、玄関先にぽいっとおかれていたことでしょうが、時間指定などという概念がないこの国の配送事情では、へたに持って帰られると、配送センターまで取りに行かないと行けなかったりするので、こっちの方がいいのかも。会社にとっても安上がりだろうし。

9月末までなので、eco store愛用の方は、ご利用ください。

(35000): SSLex0105e: Invalid token, Line 1, Offset 1

Trados覚書

支給されたTMXをTrados2007にインポートしようとして、(35000): SSLex0105e: Invalid token, Line 1, Offset 1 のメッセージが出たら。

TMXファイルをノートパッドで開く。
encodingをutf-8からutf-16に変える(8を16にするだけ)
Sace as typeを"All Files"にして、Encodingを"ユニコード"で保存する

インポートするときは、バージョンをTMX 1.4bにする

これでいけた! やった!

GP制度

NZの医療制度は、日本とはかなり違います。その最も大きな違いで、かつ日常生活に深く関わっているのがGP制度。GPとは、日本語でいうと、かかりつけの開業医。でも、日本と違って、とにかくなんの病気でも原則として自分のGPに行きます。目が痛かろうと、足をひねろうと、皮膚の湿疹であろうと、子供であろうと、老人であろうと、まずはGP。で、GPが手に負えない症状は、紹介状を書いてもらって、Specialist(専門医)に行きます。GPの紹介状がないと、専門医の費用が医療保険で認められない場合もあるし、専門医の方で受け付けてさえくれないこともあるので、とにかく、まずはGP。

ということで、NZで生活を始めたら、近所の人に聞いて、評判の良いGPに、自分を患者として登録してもらう必要があります(口コミが一番確か!)。もちろん、時間外にお腹が痛くなって、救急病院に行ったりすることもあるでしょうが、そういうときの問診票にも、自分のGPを書き込む欄があります。

なお、NZでは、一人ひとりにNHIナンバーといって全国共通の番号が割り振られていて、病院の端末でその人の住所や人種、履歴などを把握する仕組みになっています(日本ではこういう仕組みはないですよね?)。

そして、私のように40歳を過ぎた女性には、Smear Test(子宮頸がん検査)の連絡が1年に1回来ます。ちなみに、Smear Testは40歳以上は無料です。また、私の場合、10年前に胸にしこりを見つけて検査をしたので、GPの検診とMammographyも1年に1回、受けるように連絡が来ます。これは検診料とMammographyの費用が掛かります。たしか、45歳から無料になるのだったかな。おぼろげですが。

先週、この2つをGPに行って済ませてきました。なお、Mammographyは、GPでの検診後、紹介状をもらって、専門の施設に行きます。

異常があったら1週間以内に連絡が来るそうで、連絡がなかったので、今年も異常がなくて、やれやれ。

NZ在住の皆さん、日本のように、市の健康診断、というものはありませんので、GP登録をして、健康管理をしていきましょう。

ちなみに我が家が登録しているGPは、
Dr Helen Jenkins
711 Richardson Road, Hillsborough Rd
625-9068

Dr Jenkinsは、私の素人質問にもきちんと丁寧に答えてくれるし、症状をインターネットからプリントアウトして説明してくれるなど、親切な女医さんで、もしこの近辺でGPをお探しなら、とってもおすすめ。名医かどうかは分からないけれど、とりあえずスムーズに、気持ち良くコミュニケーションが取れます。この診療所にはほかの先生もいますので、予約する場合は、Dr Jenkinsをお願いします、と言ってください。

春は名のみの

今日は日差しこそ穏やかですが、風がびゅんびゅん吹いて、まだまだ寒い。ニワトリ小屋の掃除をしていたら、なんだか「早春賦」が口についていました。



一番しか歌えなかったので、何回も同じ歌詞を繰り返していました。
それでも何十年も前に習った歌が残っていて、ふっと出てくるのだから、人間の脳ってすごいなあ。
そして、日本語って美しいなあ。

世界は広い

 先週、郵便ポストに入っていたフリーペーパーに、エチオピア語の通訳・翻訳者の方のインタビューが載っていた。19歳の時に留学でエチオピアからNZに来て、大学で勉強した後、現在は、Mangereにある難民センターで働いているそうだ。

 で、その方のお話ですごく驚いたこと、それは、「エチオピア人は自分の年齢を知らない」。誕生日はエチオピアの人々にとって重要でないため、誕生日を祝う、という習慣がない。出生証明書というものが存在しないので、自分が何歳で、誕生日がいつなのか、まったく知らないそうだ。このため、NZに移住して、さっそく困る。なにしろ、自分のアイデンティティを証明するために一番基本的なデータがないのだから。

 さらに、暦がまったく違う仕組。毎月が30日あって、1年は13ヶ月なのだそう。だから、今は2004年なんですって。そして、うるう年は5年に1回あるそうです。

 それにしても、誕生日をお祝いしないなら、何を祝うのかしら? どうやってIDを確認するのかしら。NZだったら、コールセンターに電話すると、まず、誕生日を聞かれるのに。謎が謎を呼ぶ。

 そして思うのです。あー、世界は広い。
 

flat out

オーストラリアの翻訳会社の担当者が「I've been flat out this morning...」とメールに書いていた。flat outは、「大忙し」という意味。

手持ちの辞書ではぴんと来る説明がなかったけれど、英辞に、「flat out like a lizard drinking〈豪俗〉多忙で、一生懸命仕事をして」とあった。トカゲが出てくるところがなんだかオーストラリアっぽい気がする。

〈豪俗〉とあるけれど、「flat out」という表現自体はニュージーランドでも使われているので、オーストラリアから海を渡ってきたのかな?

日本語に置き換えるとしたら、「てんてこ舞い」かなあ、と思って、ふと、あれ、てんてこ舞い、って一体どういう言葉だ、と調べたら、語源由来辞典というサイトに説明があった。なぜ忙しいとトカゲなのだ、と思うけれど、忙しいと太鼓が出てくるのもおもしろい。

で、たぶん私は今、flat outまたはてんてこ舞い状態です。仕事に戻ります!

よい週末を。

あったかい家プロジェクト

我が家はただいま標記プロジェクトに取り組み中。この家で初めての冬を過ごし、暖炉が使えないことが判明。これで家を暖めるつもりだったのに、火が起きないのです。老朽化しているうえに、煙突も壊れているらしい。

ニュージーランドには現在、2000年以前に建てられた家にInsulation(断熱材)を入れる工事する際に、補助金を出してくれる制度(EECA ENERGYWISE)があります。NZの古い家は、Insulationがまったく入っていなくて、すかすかで、凍えるぐらい寒いことが多いです。このために政府が人々の健康を守るために、このような補助金制度を始めた、というわけです。

さらに、規格に合ったInsulationを済ませている家には、clean efficientな暖房器具への補助金も出してくれます。clean efficientな暖房器具とは、Heat Pump(日本でいうエアコン)、暖炉など。なので、まずはどうせしなくてはいけないInsulationを済ませて、さらに補助金を足して、暖炉かHeat Pumpを買い、次の冬に備えましょう、ということにしました。

夏に冷房いらずのこの国では、Heat Pumpはもっぱら暖房用です。Heat Pumpは、一部屋ごとに取り付けるより、大型機種を設置して、家全体を暖かくするタイプが主流です。国の補助金も、リビングルームへの設置しか対象になりません。熱効率が良く(えっと、そのへんの理屈はよく分かっていません)、暖炉と違って、スイッチ一つで暖かくなるところから、ただいま非常に脚光を浴びています。夫はHeat Pump派(Homestay先のいろいろな家庭を訪問して、実際の使用状況を見て、「家中がほんわり暖かいんだよ」とのこと)、私はやっぱり炎の魅力で暖炉派ですが、はてさて、最終的にどちらになるやら(ガスもオプションとしてはありますが、阪神大震災経験者の私としては、ガスの復旧は遅いし、危険度が高いと思うので、あまり考えていません)。

我が家は、天井裏を見たところ、ある程度のInsulation材は敷いてありました。しかし、厚みが十分でない。床下はまったくむき出し。ちなみに、天井と床下のInsulationで、室内の熱が逃げるのをかなり防ぐし、工事も壁の中に比べると容易なので、国の補助金制度はこの天井・床下工事に限定されています。

で、さっそく上記のサイトを使って、2社にInsulationの見積もりを頼みました。サイトの入力フォームに情報を入れて、希望の業者にチェックを入れて送信すると、業者にこちらの情報の連絡が行く、という仕組み。どちらとも連絡が取れて、アポの時間どおりに来て、見積もりを出してくれたけれど、問題発生。

我が家の天井。1938年に建てられたオリジナルの天井は、Insulationを入れるには危険だそう。で、前者は「それでもやるよ」と天井全体と床下の見積もり、後者は天井は工事を拒否、床下のみの見積もり。

さらに、最初の1社は、Insulation請負の下請け業者だったので、Heat Pumpと暖炉の見積もりはできない、とのこと。後者はHeat Pumpの見積もりをして、暖炉の業者も手配してくれたので、こっちの方が好感度大(ちなみに暖炉の業者は一昨日に来て、あれこれ寸法をとってくれたけれど、まだ金額提示は来ていない)。

うーん、困った。とりあえずInsulationの工事をどっちにしたらいいのだ。ということで、もう2社をサイトから選んでみました。なにしろ、急ぎませんので、この際、徹底的に情報を収集してから決めましょう。と思って。

すると、1社からすぐに電話が来て、今日、来てくれた。残りの1社は今のところなしのつぶて。こういう対応の善し悪しは、重要な判断基準です。

で、来てくれた3社目によると、なぜこの天井にInsulation材を入れると危険かというと、工事をした後、Insulationが重すぎて、天井がひずんでくるからだそう。2社目の人は、「天井を壊してしまっても、もうこの材料は手に入らないから」と説明していたけれど、これなら納得。で、天井が補強されている箇所だけ、やるよ、という見積もりを出してくれました。つまり、料金も最初の2社の真ん中ぐらい。

ついでに、これまで2社の見積もりを見せて、heat pumpの見積もりを出してもらい、暖炉の業者は来週には手配してくれるとのこと。

ここで決まりかなー。見積もりに来てくれた男の子が自分でInsulationも工事する、って言っていたし。2社目はきっちりした大きい会社だから、作業自体は全然別の人が来る、と言っていました。

この「あったかい家プロジェクト」は今度の冬までに完成すればいいや、という感じで取り組んでおります。最初に、壊れた暖炉をどうしよう、と思っていた時に、たまたま見かけたNZ在住の方のブログに「補助金を使って暖炉を付けた」という話が掲載されていて、思わず「業者はどこですか?」と質問したところ、見ず知らずに私に、とっても親切に教えていただきました。このため、私も、このプロジェクトの経過を随時、報告していきます。NZでInsulationをご検討・ご健闘中の皆様に参考になれば幸いです。
天井
これが問題の天井。キッチン・バスルーム以外はこの天井です。レトロで良いわー、と思っていましたが、古い家って、こういメンテナンス面でいろいろと問題がありますねー。

Tornado

オークランドは土曜日まで雲一つない快晴でしたが、昨日から大雨時々晴れ時々曇り。たまに雷も。

 今日の新聞に、我が家の近所(Avondale)でTornade(竜巻)が発生し、合計して少なくとも13軒の家を壊し、木々を倒し、あちこちで停電が発生した、と報じられていました。しかもその内の一軒は、昨年のクライストチャーチ地震で家が損壊したため、オークランドに引っ越してきた一家だったとのこと。

 ただ怪我人はいなかったようで、不幸中の幸いでした。

 ほんとうに、平凡に、何事もなく日々が送れる、ということは、実にありがたいことなのだなあ。と思います。

 オークランドは金曜日まで雨模様のようです。風も引き続き強いみたいなので、あったかくしてね。でも晴れると暑いから、脱ぎ着で調節できるようにするのが、オークランドのめまぐるしい天気を快適に過ごすコツです。

 ではHave a nice week!

阪急電車

ブログってすごいなあ。中・高校時代の友達とこうやって連絡が取れ合っちゃう。
私の青春時代、それは阪急電車と切ってもきれない。
実家が宝塚沿線だったので、ずっと使っていた。

そして、阪急電車といえば、



これは、舞台が今津線。私が大学時代に使っていた路線です。なので、一つひとつの駅の情景が浮かんできて、懐かしい気持になります。

登場人物はみんな、どこにでもいそうで、でも悪い人はいなくて、ストーリーもハッピーエンド。一つひとつのお話はつながっているけれど、短編集なので、ぱらぱらと、気が向いた時に気が向いた駅に行きます。

ニュージーランドはラグビーのワールドカップが今日から始まるので、大騒ぎ。娘の学校はCityに近くて、混乱が予測されるため、お昼で終わって帰ってきました。日本の皆さん、今日の午後に仕事の電話とかメールをニュージーランドにしても、まずつかまりません。あきらめてください。

外はとってもいい天気。春爛漫。ではHave a nice weekend!

Prom

今日は、娘が通う高校のYear9/10の音楽の授業の発表会に行ってきました。英語では、Prom。

Promといえば、私の頭の中には、高校生のカップルが出かけるダンスパーティ(イメージ的には「バック・トゥー・ザ・フューチャー」)が思い浮かびます。

でも、娘が通う高校では、しょっちゅうPromがあります。これは、別にダンスパーティではなく、生徒たちの発表会。音楽に力を入れている学校なので、1タームに1回ぐらい、発表会としてのPromが催されます。

で、辞書で調べたら、ランダムハウス英語辞典に、

「(英話) =promenade concert.」とありました。

で、promenade concertを調べたら、「公園などで聴衆が立ったままで聴く気楽なオーケストラの音楽会」とありました。

なるほどー。今日はちゃんと座って聞いたけれど、高校の発表会だから、たしかに「気楽」でした。うまい子も、高校に入ってから始めた子も、みんなそれぞれに一生懸命で、聞いていて楽しかったです。

この国では、小学校・中学校の音楽の授業で、楽譜を教えることは通常はないので、楽譜が読めない人はたくさんいます。というか、音階を知らない人もたくさん。日本のように、ピアニカ、リコーダーでとりあえず楽譜が読めるようにしてくれるシステムは、素晴らしいと思う。

娘によると、音楽なんて早く縁を切りたい、というクラスメイトが多いらしいけれど、楽譜が読める、というのは、もう一つ、言語が話せるぐらい、素晴らしい能力なんだよ、それを教えてもらえてラッキーなんだよ、と私は思います。

ガラケー

ただいまのお仕事は、レギュラーのリリースもので、携帯アプリについて。

日本で生活していたら当たり前になじんでいたかもしれない用語でも、携帯関係の用語はどんどん開発され、どんどん新しい日本語が生まれるので、慎重に検索して、日本での用語の使い方を確認しておく必要がある。で、検索しているうちに、「ガラケー」という言葉に出会った。ガラケーとは、「日本独自で出回っているケータイ」のことだそう。もとは、「ガラパゴスケータイ」。外部から断絶された場所であったため、生物が独自の進化をとげたガラパゴス諸島になぞらえている。

確かに、日本のケータイって、おさいふケータイとか、赤外線通信とか、ワンセグとか、日本だけでしか存在しないサービスをたくさん備えている。だから、日本の人って、スマートフォンへの切り替えに迷うのだと思う。

なぜなら、日本以外の市場では、普通の携帯って、ほんとに電話とテキストぐらいしかできない。だから、それだけでいい人は、わざわざ高いお金を出してスマートフォンに切り替える必要性も感じない。一方、私のように、「日本語のメールが読みたい」といった具体的なニーズがある人は、迷いもなくスマートフォンに切り替える。

なので、スマートフォンにするかどうか、という悩みは存在しない(たぶん)。

スマートフォンという新種が押し寄せてきた日本のガラケーの運命やいかに?

豆腐考

 NZに来てびっくりしたのは、豆腐の賞味期限がめちゃくちゃ長いこと。1ヶ月とか。日本ではたしか、ほんの数日だったはず。

 もちろん、豆腐が中華スーパーで簡単に手に入ること自体に感謝せねばならないが、それにしても、いくら中国人が生では豆腐を食べないからといって、違いすぎ。それに、においがするし、変な味がするし、いろいろな銘柄を試しても、どうもぴんと来ない。

 でも、この間、賞味期限が1週間しかない豆腐を見つけて買ってみた。そして、忘れた。冷蔵庫に放置して、1週間して見たら、色が変色している。あーあ。

 通常なら、ちょっといたんだぐらいの食べ物は、にわとり3羽トリオのキャンディーズに消費してもらうのだが、あまりにも色が変色していて、さすがにちゅうちょ(だめだめ主婦です)。それに、以前、豆腐もたんぱく質だしいいかも、と、まずくて口に合わなかった豆腐をエサにいれたら、見向きもしなかったので、「これもだめだろうねー」と思って、色が変わっていない部分をためしにキャンディーズに見せたら。

 大喜び! もっと、もっととほしがるほど。そっかー、前の豆腐はキャンディーズにも、「食べちゃだめ!」と思うものが入っていたのねー。あれは長い消費期限だったから、全然期限切れではなかったもの。

 で、こういうキャンディーズにも食べてもらうのをためらう、だめにしてしまった植物性の食品はどうするかというと、庭の隅っこに鎮座されているコンポストに入れます。茶色に変色した豆腐は、こうしてコンポストでお眠りになったのでした。半年たったら、いい土になって生まれ変わってくれるのです。コンポスト、万歳。

 今日、再度、1週間しか賞味期限のない豆腐を買って、湯豆腐にしたら、おいしかったです。豆腐好きかつ風邪ひきで弱っている夫も、「おいしい、おいしい」と食べていました。

 やたらと長持ちする豆腐は、食べることが生きること、生きることは食べることという鶏でもさえも避けて通る、ということで、ご注意ください。

2012年5月1日追記
ときどき、「豆腐」をキーワードで来られる方がいるので。
上記の豆腐は「吉品豆腐」です。
プラスチックのケースに入っていますが、水がもれます。
なので、いつも買うタイピンのレジの店員さんはよく分かっていて、必ず別の袋に入れてくれます。
でも、真っ直ぐにしないとびしょびしょになるのでご注意。
豆腐は手作り派の友人も、「吉品豆腐」は大丈夫、と言っていました。

Brown Poverty "a timebomb"

今日のヘラルドの小さい記事の見出し。ようするに、マオリ・パシフィック系の貧困層による問題が時限爆弾として存在していますよ、ということ。

勤労層のうち、ベネフィット(生活保護)をもらっているのは、マオリが25%、パシフィック系が13%。
ニュージーランド全体で貧困線(最低限度の生活を維持するのに必要な所得水準)以下の子供は20万人、そのうちマオリが6万人、パシフィック系が4.4万人。

ちょっと前に、朝食を食べられないで学校に来る子供たちの特集が同紙であった。とあるパシフィック系(マオリ系だったかな)の家計を紹介して、「いかに生活が苦しいか」を説明していた。詳しい内訳は忘れてしまったが、1週間にたしか20ドルのたばこ代が入っていて、母親が「これだけはやめられないのよ。I deserve it」とコメントしていた。

I deserve itというのは、「自分にごほうび」という感じ。でも、タバコを吸わない私からすると、その20ドルがあれば、子供の朝食は捻出できるのでは、と思ってしまう。

なぜ彼らが貧困層から這い上がれないかというと、第三者的に言い切ってしまえば、価値観が違うから。つまり、西洋式のがんばった人、かしこい人、努力した人が報われる仕組みから、彼らははみ出てしまうし、そんながんばりに価値が見いだせない。でも、学歴がないと、高い収入を得られる仕事を手に入れることはできない。だから、ニュージーランドの大学は、彼ら専用に非常に恵まれた奨学金や低い成績基準を設定しているけれど、「どうして大学なんか行かねばならない」という風潮が強い(そもそもNZ全体で、大学レベルの進学を選択する人は3割ほど)。

その価値観は逆に見ると、人情深く、おおらかで、のんびりとした文化を形成しているわけだけれど、西洋式価値観が主流であるこの国では、生活に追い込まれ、犯罪に手を染める人が多くなってしまい、さらに、子供の虐待も非常に問題になっている。

ニュージーランドは、そんな影を抱えている。


358 Queen Street

 昨日は358 Queen Streetを求めて、娘とさまよいました。娘が通うバイオリンの先生から、オタゴ大学が主催のワークショップに出席したら、とすすめていただき、娘をお昼に学校からピックアップして、Cityに車をとめて、先生が送信してくれた携帯テキストにあった358 Queen Streetのオタゴ大学オークランドセンターに行こうとしました。

 そもそもオークランドでは、番地は通常、規則正しくついていて、道路をはさんで偶数側と奇数側に分かれます。なので、番地と通りの名前さえ分かれば、大抵の場所には簡単に行き着くことができます。ましてやオークランド最大の目抜きどおり、Queen Street、しかも、Googleマップで「358 Queen Street」をチェックしたら、タウンホールの道路を挟んで向かい側、AUTビルの近くで、しょっちゅう通るところ。すぐに見つかるはずだったのですが。

 360と350 Queen Streetにはそれぞれビルがあるのに、間に存在するはずの358はどこにも見当たらない。360のビルの中で通りかかった人に聞いて、350の1階の旅行会社のお姉さんに聞いて、もう一度360に戻って5階のオークランドカウンシルのアート関係のフロアのお姉さんに聞いても分からない。カウンシルのお姉さんには、「Good Luck、まあ今日は天気がいいから、迷うにもいいんじゃないかしら」と明るく励まされました。

 気を取り直し、「そうだ、iPhoneのグーグルマップで358 Queen Streetではなく、オタゴ大学オークランドセンターを確認してみよう」と入力したら、なぜか近くの図書館の中に存在する、という表示が。そこでとにかく行ってみると、もちろん存在しない。でも、図書館の案内係の人が「オタゴ大学のビルだったら、Queen Streetのもっと上の方にあるわよ」と言ってくれました。で、そのとき、私にもそのビルの映像が浮かびました。

 そこで、とにかく行ってみることに。この時点ですでに20分ぐらい遅刻していたのですが、だめだったら、その辺でお茶して帰ろうということで、「もういやだー」とだだをこねる娘をなだめて、えっちら坂を上っていきました。

 すると、判明しました。このビルこそ目的地であったことに。先生が入力した358ではなく、正解は385だったのです。私は、このオタゴ大学ビルは知っていたのですが、先生の入力した番地が間違っているとは疑いもせず、別の場所でやるのねーと思っていたのです。

 入口にはちゃんと、「Classical Music Workshopは3階へ」という貼り紙があるじゃないですか。そこで、急いでエレベータで上がるつもりでボタンを押したら、なぜか別の人が押した10階に行っちゃいました。後で気づいたのですが、坂道に建てられたビルによくあるように、ロビーフロアが1階ではなく、4階だったのです。

 もうなにがなんだか状態で、慌てて3階まで降りて、会場に行ってみると、なんだかずらーっとお兄さん、お姉さんが座っていて、娘は「もういいよー、今更入れないよー」とまただだをこねる(小心者なので)。「せっかく来たんだから」となだめている(もめている)うちに、会場から担当者が来て、「だいじょうぶ、だいじょうぶ。まだ話の段階だから」と入れてくれました。

 で、汗をふきふきイギリスなまりのきどった感じの男性教授の話を聞いていると、どうやら、オタゴ大学への学生勧誘のお話でした(だから13歳の娘より年齢が上の人が多かったよう)。それが終わったら、いよいよ楽器ごとのワークショップへ。見学しようと思っていたら、「ママは入らないで」と恥ずかしがる娘に拒否されたので、また坂をとぼとぼ下りて、スターバックスで1時間ほど時間をつぶして、また坂をえっこら上って迎えに行きました。

 で、終わった後の娘にどうだった、と聞いたら、「すごく良かったー、新しいテクニックも教えてもらったー」とのことで、まあ、終わりよければすべて良し。ということで。

 途中、ハリー・ポッターみたいにビルの壁にぶつかって、違う次元に入らないと358には行きつけないのかと思いましたよ。それにしても、本当の358はいったいどこにあるのだろうか?

 昨日、汗をかきかき、iPhoneを握りしめた中年女性とバイオリンのケースを抱えてとぼとぼ歩く女の子をCityで見かけた方、それは私たちです。

プロフィール

映子

Author:映子

オークランド留学センター
に勤務。翻訳を担当しています。

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