NZ在住翻訳担当者の備忘録

ニュージーランドに住む翻訳担当者が書き綴る(主に)英語に関する備忘録

2009-08

エレベーターをきっかけにちょっと考えたこと

 昨日、用事があってCityにあるARCのオフィスに行きました。用事が終わって、オフィスのある7階からエレベーターに乗ったら、3階からアラブ系の男性2人が乗ってきました。3階にはアラブ系を対象にした学校があるようなのです(何を教えているかは、毎日通っているARCのスタッフにも不明)。
 で、G階に着いたら、当然のように彼らは私より先に出ていきました。まだNZに来たばかりなのか、そもそもNZのレディファーストの慣習に関心がないのかは分かりませんが、その行為にびっくりした自分にびっくり。
 NZでは、10代ぐらいになると、ごくごく普通に男の子は女性を優先させることを身に着けています。女性が続いたら、ドアを開けて待っていてくれるのが当たり前。なので、先に出ていった彼らの背中を見て、新鮮な気持ちになった自分にびっくりしたのです。
 そういえば、以前に日本企業で働いている米国人のエッセイを訳した時に、「日本企業のエレベーターの中では、瞬間的にだれがそのエレベーターで一番目下であるかが暗黙のうちに判断され(通常はOL)、その人がドアの開け閉めを管理する」という箇所があって、日本の会社員時代を懐かしく思い出されたことがありました。
 会社員時代はそれが当たり前でしたが、これって日本独特の文化の一つなのですね。こちらでは、「開閉」ボタンを押すのは、あわてて入ってくる人のために開けてあげるときや、レディファーストで先に女性に行ってもらうときぐらい。「閉」ボタンを押すのはよっぽど急いでいる人だけです(たぶん。もしかしてものすごく忙しい会社なんかでは違うかもしれませんが)。
 こんなささいなこと一つでも、お国柄ってあるんだなあと、改めて思ったのでした。

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Author:映子

オークランド留学センター
に勤務。翻訳を担当しています。

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