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コンピューターとコンピュータ

 これまでIT業界では、外来語末尾の長音表記は省くのが主流とされていました。たとえば、「コンピューター」は「コンピュータ」とするのが「常識」でした。
 私はITは専門ではありませんが、IT関係の会社のプレスリリースやプレゼン資料を訳すことが時々あって、「パラメータ」とか、「ドライバ」とか、「-」をつけたいなあと思いつつ、業界の「ルール」に合わせていました。
 ところが、天下のマイクロソフトがこの長音表記を変更する方針を発表しました。→マイクロソフト製品ならびにサービスにおける外来語カタカナ用語末尾の長音表記の変更について
 これからは「コンピュータ」ではなく、「コンピューター」が主流になっていくようです。マイクロソフトがやれば、ほかの企業も合わせるでしょう。
 こういうのって、どうでもいいことのように思われるかもしれませんが、翻訳では非常に重要です。音引を付けるか、数字を半角にするか、全角にするか、「及び」にするか、「および」にするか、などなど、業界やクライアント、翻訳会社によってルールが異なり、それぞれに合わせる必要があるからです。
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カシオペアの丘で



 重松清は、私と同世代を主人公にした現実感のあるストーリーが好きで(うん、うん、分かる、分かるとうなずく感じ)、よく読んでいるけれど、これほど号泣したのは初めて。上下巻があって、上巻の半分あたりから、うるっとさせるシーンが出てきて、下巻の後半はずっと泣いていました。

 私とぴったり同年代(1967年生まれ)の主人公4人組は小学校時代の仲良し。舞台は北海道。季節の描写がリアルで、北海道の秋の空の青さと冬の雪の厳しさが映像のようにくっきりと伝わってきます。
 それぞれ心に秘密と傷を負っている主人公たちは(いかにも重松清ワールド、という感じ)。小学校以来、4人がそろうことはなかったのだが、シュンが肺ガンに冒されていることが検査で見つかって・・・。

 ぜひ、タオルを横に用意して、心してお読みください。泣いた後は、なんだかすっきりして、今日も無事に過ごせたことに感謝、明日もがんばろーという気持ちになりました。

 ちなみにこの本は、シティにある図書館の日本語コーナーで借りた本。以前は、「ろくな本がない」とばかにしていたけれど、「あ、これ読みたかったんだー」とか、「これは新しい!」という本が(たまに)あります。

賞味期限と消費期限

消費期限:定められた方法により保存した場合、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くおそれがないと認められる期限を示す年月日。製造日を含めて概ね5日以内で品質が急速に劣化する食品。必ず期限内に消費する必要あり。
"USE BY" dates relates to food safety. Food shouldn't be eaten and can't be sold after this date.

賞味期限:定められた方法により保存した場合、期待される全ての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日。ただし、当該期限を超えた場合でも、これらの品質が保持されていることがあるものとする。製造日を含めて概ね5日を超え、品質が比較的劣化しにくい食品。期限を過ぎても直ちに「食べられなくなる」ということではない。およその目安。
"BEST BEFORE" dates relate to food quality. Food may have lost some of its quiality and taste if eaten after this date.

日本を離れていると、こういう日常的な用語がとっさに出てこないので(私だけかもしれないけれど)、覚書。

さらば「受験の国」



 これは、高校2年間をNZ留学して、現在はアメリカで大学生活を送っている若者の体験談。

 留学して1カ月でディベートに挑戦。
 模擬国連の代表になり、オーストラリアへ。
 高校生世界大会で、こんどはオランダのハーグまで。
 国政選挙の運動員、アムネスティの活動家・・・

と、私の100倍、1000倍以上、アカデミックに、ダイナミックに、インターナショナルに活動している。NZに留学したら、だれもがこんなふうに活動できるというわけではないけれど、やる気と能力があれば、様々なことに挑戦できる機会が与えられるNZの教育環境を実感できる。

 高校ので授業内容や先生とのやりとり、課題への取り組みなど、具体的に説明されているので、NZでの高校生活を検討している人に役立つ情報があるだろう。

 ただ、筆者ははっきりと書いていないが、彼はずばぬけて優秀。たぶん、謙虚な性格と、あまりにも優秀すぎて、自分がどれだけすごいか、自覚していないのだと思う。アイエルツは8.5だそうで、これはほぼネイティブスピーカー(満点が9.0)。留学2年したからといって、取れるものではない。ちなみに私は4年前に7.5。とほほだけれど、7.5あれば、NZの大学に入学するための英語に関する要件レベルはたいていクリアしている。

 さらに、外国人の彼には資格はないが、奨学金試験を受けて、見事、資格レベルに達した、ということもさらっと書いている。が、これは偉業!この試験はNZ中の優秀な学生がこぞって受ける非常に難しいもので、これに通る学生は全国でもほんのわずかという超難関なのだ。

 筆者は幼いころから国際情勢に関心を持ち、非常に自立性が高く、知的な環境に育っていることが伺える。だから、日本の詰め込み式教育を抜け出し、NZに留学して大成功だったろう。

 NZの高校生活を知る上で、知識として非常に役立つ本だと思うが、最後に筆者が書いているように、ニュージーランドに「受験」がないわけではない(タイトルは編集側がつけたそうだ)。NZでは基本的に、NECAという全国共通試験の成績をもとに、大学への入学が決定される。この成績が悪ければ、希望の大学、学部で希望の科目を取ることはできない(成績順に科目の選択ができる仕組みのため)。

 さらに翌年の学科選択は前年度の成績順なので、常にいい成績を維持していないと希望の科目を取ることができないという、厳しい仕組みとなっている。



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映子

Author:映子

オークランド留学センター
に勤務。翻訳を担当しています。

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