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坂の途中の家



久しぶりに、結末が知りたくて、夜更かししてしまった本。

子どもを殺した母親の裁判の補充裁判員にくじ引きで選ばれてしまった女性。夫の実家に2歳の子供を預けて、裁判に通ううちに、犯人の女性と自分を重ね合わせて、自分自身と夫との在り方に疑問を抱くようになる。

という、暗い話で、読んでいる間中、なんだかすっぽりと膜に覆われて、息苦しさを感じながら、それでも、どうなるんだろうとどきどきしながら、読み進めて、気づいたら午前3時でした。

なぜこんなに息苦しいと感じるのかというと、おそらく、自分自身の子育て時代の記憶がよみがえってくるからだろうと思います。一つひとつの描写がとてもリアルで、自然で、説得力があって、この本の中の情景に、「ああ、そうだった、そうだった、夜中に泣き止まなくて大変だった」と、あのころの常に寝不足でふらふらしていた気分まで思い出されてくるのです。

結末は前向きで、後味は悪くなかったので、ほっとしました。

後味が悪いといえば、一緒に図書館で借りた同じ作者のこちらの方が上。


それにしても、「坂の途中の家」の主人公の2歳の娘、あーちゃん、やんちゃすぎ、暴れすぎ、泣きすぎ。
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パンが好き

オークランドはすっかり春らんまん。我が家の庭では、今年はアイリスが次々と元気よく咲いています。ちゃんと後列の背が高くなって、前列の背が低くて、ひな壇に立つ合唱団みたい。

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そして、フリージアがあちこちで咲いて、甘い香りがたちこめています。

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この週末は、夫とワイタケレ図書館で、日本の本をごっそりと借りてきました。シティ、タカプナに次いで、この図書館は、日本語の本が充実していて、ありがたいことです。

その1冊がこれ。


グルテンが目の敵にされているけれど、そんなに悪いものなのか、興味があったので読んでみました。ざっと読んで理解した限りでは、小麦(による炭水化物、グルテン)は脳に炎症を起こすから、断たねばならぬ、代わりに油をたっぷり取れという要旨であると理解しました。グルテンを食べてはいけないのは、セリアック病の人だけかと思っていたのですが、そうではなくて、すべての人が避けるべき成分である、という論調でした。

翻訳が「?」なので、もしかしたら英語で読んだ方が良かったかもしれないですが、とりあえず、これで私がパンをやめることはないです。パンが主食の食文化の国の人が調子が悪い時に、グルテンの影響を考慮に入れる、という見地は必要かもしれませんが、日本の食生活でそのままこのやり方を取り入れるのは難しいように思われます。

この本では、白いパンやパスタはもちろんですが、全粒粉のパンもだめだし、発酵していない大豆(つまり、豆腐や豆乳)もだめ、とありました。そして、すべてのグルテン類を廃棄して、サプリメント(アルファリポ酸、ココナッツオイル、DHA、プロバイオティクス、レスベラトロール、ターメリック、ビタミンD)をあれこれ飲め、とありました。さらに、はちみつやメープルシロップなども糖類なので、NGです。

また、この本の筆者は「米は週に2、3回は食べていい」としていますが、「白米はだめ、玄米が健康にいい」という意見もあるし、正反対の「玄米がダメ」という意見も見たことがあります。塩分や糖分を控えめに、はもはや標準的な概念という感じだけれど、そのためにコショウでアクセントを、と思っても、コショウは体に悪い、とあったり。もはや、あらゆる人のすべての意見を取り入れたら、食べるものは何もなくなる、という状況のような気がします。

ということで、やっぱり大切なことは(そして私にできることは)、バランス良く、いろいろな食材をおいしく、楽しく、ありがたくいただくことではないか、と思います。

あと、この本は、リファレンスが出版社のサイトに行かないと見れません。文中にリファレンス番号が入っているので、原文の表記を確認したくて巻末を一生懸命探したのですが、「本書中の(1)(2)(3)などの脚注は、三笠書房ホームページ内で閲覧・ダウンロードしていただけます」ですって。面倒でそこまではやらなかったです。日本ではリファレンスの位置付けが英語圏と違うことは分かりますが、このやり方は本の読者に対して、そして原書の筆者に対して、失礼ではないかと思います。

で、お口直しに、これから以下を読んで、楽しもうと思います。やっぱり私は、パンが好き。それから、パスタも。
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大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる

日本出発前、乗り換えの成田空港で待ち時間に、TSUTAYAで買った本の1冊。経済は私の専門分野ではないけれど(ないだけに)、ビジネス用語として正しく日本語で使えるようにするために役立つかもー、と思って。



確かに読み通すのに10時間もかからないけれど、グラフの説明はよく分からないところが多かった。でも、キーワードが分かりやすく説明してあって、翻訳者が用語を理解するには十分役立った。と思う。

それにしても、本屋に行くと、読みたい本が山積みで、選ぶのに苦労したー。

プロフィール

映子

Author:映子

オークランド留学センター
に勤務。翻訳を担当しています。

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